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最新鋭のプレカット工場見学へ

まず初めに、みなさんは「プレカット」という言葉をご存知でしょうか?

「プレカット」とは、家の骨組みとなる木材や部材を、工場であらかじめ(pre)指定された寸法や形状に切断・加工(cut)する技術のことを言います。

プレカットが普及する前は、大工さんが現場でノミやカンナ、のこぎりを使って木材を加工していました。手作業なので、仕上がりが大工の腕によって大きく左右されていたのです。

プレカットの場合、工場でコンピューターや機械を使って部材をまとめて加工するため、短時間で精密な加工ができます。現場での作業時間を大幅に短縮しつつ、安定した品質が叶えられるのです。

♦プレカットの特徴

特徴内容
精度が高いコンピューター制御による加工で、寸法ミスや施工誤差が少ない。
工期短縮現場での加工が不要なので、上棟までのスピードが早い。
コスト削減人手に頼らず効率よく加工できるため、労務費が削減できる。
品質の安定木材の継手や仕口などが均一な品質で加工される。
人材不足対応熟練の大工が少なくなっている今、技術の平準化に役立つ。

ユースタイルでは、大切なお客様のお住まいで使用する木材プレカットを「ポラテック九州 株式会社」さんにお願いしています。

今回、佐賀にあるポラテックさんの工場へ見学にお邪魔しました。

唐津(佐賀県)にあるこの工場は、2017年に熊本地震の被災地支援・復興支援を加速するために計画を前倒しし、九州進出を果たした最新鋭のプレカット工場です。

敷地面積は約22,439 坪、第一工場棟が約4,276 坪、第二工場棟が約4,290 坪ととにかく大きくて広い!

そして意外だったのが、音が気にならず、またとてもクリーンなこと。

木材を切る音が鳴り響いているのではないか、木屑がたくさん落ちているのではないかと想像していましたがまったくそんなことがなく、また人がほとんどいないことに驚きました。

データを基にコンピューター制御によってプレカット加工が行われるので、人手は少なくて済むのです。

1棟の家の木材の数や加工形状のデータは、ポラテックさんとユースタイル、建築士、大工が打合せを行い、建築図面をポラテックさんがCAD入力してデータ化します。

このデータが工場へと送られ、木材の選定をした後、プレカットが行われます。

第二工場にはプレカット前の木材がきちんと整理され保管されていました。

品質を一定して守るための工夫もされていました。

大切なお客様のお住まいの骨組みとなる木材が、正確に丁寧にカットされ、また現場まで安全に運ばれていくまでの過程を実際に見学する貴重な経験となりました。

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ユースタイル株式会社

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